Pulumiがアップデート Java,YAML言語に対応しました
こんにちは。データアナリティクス事業本部 サービスソリューション部の北川です。
Pulumiのアップデート
コード構成ツールであるPulumiに、機能が追加されました。
今回の新機能の一つとして、Java、YAML言語を使用して、スタックの作成ができるようになりました。 早速、YAMLを使ってスタックの作成を試してみました。
YAMLでスタックの作成
Pulumiがインストールされていない場合は、
$ brew install pulumi
また、すでにインストールされている方は、Pulumiを最新バーションにアップデートします。
$ brew upgrade pulumi
Pulumiでは、リソースを管理する言語にTypeScript、Python、Go、C#、そして今回新たにサポートされたJava、YAMLを使用できます。 今回は、YAMLで記述していきます。
新規プロジェクトを作成
$ mkdir pulumi-yaml-sample && cd pulumi-yaml-sample
プロジェクトを初期セットアップします。
$ pulumi new aws-yaml
プロジェクト名などが聞かれますので、リージョンのみ東京リージョンに変更し、他はデフォルトにします。
成功すると、以下のファイルが作成されます。
- Pulumi.dev.yaml
- Pulumi.yaml
Pulumi.yamlを確認します。outputsで、作成後のバケット名を出力できるように、記述されています。
name: pulumi-yaml runtime: yaml description: A minimal AWS Pulumi YAML program resources: # Create an AWS resource (S3 Bucket) bucket: type: aws:s3:Bucket outputs: # Export the name of the bucket bucketName: ${bucket.id}
スタックをデプロイします。
$ pulumi up
コマンドを実行時に、反映される項目が確認できますので、問題がなければyesを選択します。
作成されたスタックを出力します。
$ pulumi stack output bucketName bucket-5e07d70
AWSのコンソールでも確認してみます。 バケットが作成されていますね。
まとめ
今回は、Pulumiが新しく対応したYAMLを使用して、スタックの作成を試してみました。 アップデートでは、Java、YAMLサポートの他にも、さまざまな機能が追加されていたので、別途試してみたいと思います。
ではまた。